行方知れずの相続人探し

先日、友人のお父さんが亡くなりました。

お母さんは10年以上前にガンで亡くなっており、法定相続人は友人とお兄さんの二人だけでした。

高級住宅地のそこそこ広い持ち家があり、金融資産も1億近くあるそうで、うらやましい限りです。

ところが一つ問題があって、遺産分割が進まずにいます。

お兄さんは10年以上も行方不明で、ハガキ一つよこしたことがないのです。。

友人はお兄さんのことを心から心配していました。

幼い頃は仲良しでいつも弟のことを気にかけてくれる優しいお兄さんだったそうです。

兄の行方不明が長引き、失踪の原因は多額の借金を背負って夜逃げしたという情報を知ってから、友人は彼のことをずっと心配してきました。

兄の借金がいくらくらいなのかはわかりません。

しかし、今回の遺産の半額があれば、おそらく解決するのではないでしょうか?

そのためにも、早く遺産分割を進めたいのです。

遺産分割は、遺産分割協議書に相続人全員が署名と実印の捺印をしないと実行できません。

早くお兄さんを見つけないと遺産が「塩漬け」状態になるのです。

その間に家も少しずつ老朽化しますし、固定資産税もずっとかかってきます。

金融資産だって株の暴落とかで目減りするリスクがあります。

友人は思案に暮れて私に相談してきました。

私も当てなどなかったのですが、「それは人探しの一種だから、探偵なんじゃないか?」と答えました。

家に帰って「相続人探し」で検索していると、思いもよらずピッタリな探偵社にヒットしました。

MJリサーチ

この探偵社は、相続診断士の資格を持った探偵がいて、相続関係の調査が得意らしいです。

明日、友人に教えてあげようと思っています。